情報を集めすぎて、動けなくなったときに
何かを決めようとして調べはじめたら、いつのまにか何時間も経っていて、しかも余計に迷っている。そんな経験はないでしょうか。情報は多いほど安心できそうですが、多すぎると、かえって動けなくなります。ここでは、情報とのほどよい付き合いかたを書きます。
情報が増えても、判断は良くならない
判断に必要な情報は、思っているより少ないことが多いものです。最初のうちは、調べるほど選択肢の違いが見えてきますが、ある程度を超えると、新しく分かることは、すでに知っていることの言い換えや、細かな違いばかりになります。その段階では、時間をかけたぶんだけ、判断が良くなるわけではありません。
「もう少し調べてから」が、癖になる
決めるのがこわいとき、人は「もう少し調べてから」と考えます。調べていれば、決めなくてよい理由ができるからです。でも、調べるほど不安が増えることもあります。反対の意見や、あまり起こらない失敗の例が、たくさん目に入るからです。調べる作業が、安心のためではなく、決断を先送りする手段になっていないかを、ときどき振り返ってみます。
先に、期限と範囲を決める
調べはじめる前に、どこまで調べるかを決めておきます。
- 時間: 今日の夜まで、または30分だけ
- 範囲: 比べるのは、この3つまで
- 基準: 何が分かれば、決められるのか
期限が来たら、その時点の情報で決める。それが、動けなくなるのを防ぐ、いちばん確実な方法です。
情報の量より、種類を見る
集めた情報は、種類ごとに分けて見ると、整理しやすくなります。たとえば、確かめられる事実、誰かの意見や感想、個人の体験談。どれも役に立ちますが、重みは違います。同じ種類の情報がいくつ集まっても、判断の材料は増えていません。事実、意見、体験談がひととおりそろったら、それ以上は、調べる必要がないサインです。
「十分に良い」で決める
すべての選択肢を比べて、いちばん良いものを選ぼうとすると、いつまでも終わりません。「自分の基準を満たしていれば、十分」と考えて、それを満たす最初のものを選ぶほうが、結果として満足しやすいとも言われています。完璧を目指さず、十分に良いところで、区切りをつけます。
決めたあとに、調べすぎない
決めたあとで、選ばなかったほうの情報を見ると、「あちらのほうがよかったかも」と、気持ちが揺らぎます。決めたら、比べる作業は終わりにして、選んだものをうまく使うことに気持ちを向けます。
判断材料を整理するための道具として
ONE QUICKのアプリは、判断材料を整理して見せるところまでが役割です。集めすぎず、整理して、最後は自分で決める。そのための材料のひとつとして、使ってもらえればと思っています。
掲載している内容は一般的な情報であり、特定の売買や購入をすすめるものではありません。最終的な判断と結果は、ご自身の責任でお願いします。
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